「体を整えたい」と思って調べ始めると、ピラティスのスタジオとパーソナルトレーニングジムの両方が出てきます。どちらも個別に見てもらえて、どちらも姿勢の話をしていて、違いが分かりにくいのではないでしょうか。先に結論をお伝えします。ピラティスは「決まった動きの体系」で、パーソナルトレーニングは「目的に合わせて運動を組み立てる進め方」です。つまり並べて比べるものというより、枠の大きさが違うものです。この記事では、東海市・太田川駅から徒歩4分のTRADパーソナルコンディショニングジムが、違いと選び方を整理してご説明します。
要点まとめ
・ピラティスは呼吸と動きのコントロールを軸にしたエクササイズの体系で、種目や進め方にある程度の型があります
・パーソナルトレーニングは目的に合わせて運動の内容を個別に設計する進め方で、扱う種目に決まった型はありません
・したがって「どちらが優れているか」という比べ方は成り立ちません。目的と、ご自身の今の状態で決まります
・重なる部分は大きく、体幹・呼吸・姿勢を扱う点は共通です
・違いが出やすいのは重さを扱うかどうかです。筋力や骨への刺激を増やしたい場合は、重さを段階的に上げられる形が必要になります
・どちらにも国家資格はありません(いずれも民間団体の認定です)。指導者の学んできた内容を確かめる意味は、どちらでも同じようにあります
・併用は可能です。ただし同じ週に両方を詰め込むより、目的の優先順位を決めてから組むほうが続きます
ピラティスとはどういうものか
ピラティスは、20世紀前半にジョセフ・ピラティス氏が考案した運動の体系です。呼吸を合わせながら、体の中心部を意識して、決められた動きをていねいにコントロールしていくという特徴があります。
形としては大きく2つに分かれます。マットピラティスは床の上で自分の体重を使って行うもの、マシンピラティスはリフォーマーなどの専用機器を使うものです。機器にはバネが組み込まれていて、動きを助ける方向にも、抵抗として働く方向にも使えます。グループレッスンとマンツーマンの両方があり、スタジオによって扱いが異なります。
「体系」と書いたのは、種目の名前と順番、呼吸の合わせ方に共通の型があるという意味です。指導者が変わっても、同じ名前の動きは概ね同じものを指します。ここが、次に説明するパーソナルトレーニングとの一番大きな違いです。
パーソナルトレーニングとはどういうものか
パーソナルトレーニングは、種目の体系ではありません。「一人のお客様に対して、目的から逆算して運動の内容を決めて、つきっきりで進める」という指導の形を指す言葉です。
ですので、扱う内容はトレーナーと目的によって大きく変わります。重さを扱う種目が中心の場合もあれば、姿勢や呼吸を整える動きが中心の場合もあります。同じ「パーソナルトレーニング」という言葉でも、ジムによって中身がかなり違うのは、この幅の広さのためです。
つまり、パーソナルトレーニングという枠の中に、ピラティスの動きが入ることもあり得ます。実際、体幹や呼吸を扱う場面で、ピラティス由来の考え方を取り入れているトレーナーは少なくありません。並列ではなく、入れ子の関係になっている場合があるということです。
重なっている部分と、違いが出る部分
ご自身で選ぶときに役立つのは、共通点と相違点を分けて見ることです。
重なっているところは3つあります。呼吸を扱うこと、体の中心部(体幹)を扱うこと、そして姿勢や動きの質に目を向けることです。「腹筋を割る」ことを目的にしていない点も共通しています。
違いが出やすいところも3つあります。
1つ目は重さを扱うかどうかです。ピラティスは自分の体重とバネの抵抗が主で、重量を段階的に増やしていく設計にはなっていないことが多くあります。筋力そのものを増やしたい、骨に刺激を入れたい、という目的の場合は、重さを上げられる形が必要になります。
2つ目は評価から始めるかどうかです。これはピラティスかパーソナルかという違いではなく、その場所がどうしているかの違いです。どちらであっても、最初に姿勢・動作を確認するところと、いきなり動き始めるところがあります。
3つ目は人数です。ピラティスはグループレッスンの形が選べることが多く、そのぶん費用を抑えられます。いっぽう、細かい修正が必要な方には、マンツーマンのほうが向きます。
目的別の選び方
どちらを選ぶかは、今いちばん解決したいことが何かで決まります。判断の材料として整理します。
動きのコントロールや呼吸を、時間をかけて身につけたい、落ち着いた環境で決まった型に沿って続けたい——こうしたご希望なら、ピラティスが合います。グループで通える点も続けやすさにつながります。
筋力や体力を上げたい、重さを扱えるようになりたい、40代以降で落ちてきた力を戻したい——こうした目的では、負荷を段階的に上げていける形が必要になりますので、パーソナルトレーニングのほうが設計しやすくなります。
痛みや動きにくさの背景を確かめたい、何から始めればいいか自体が分からない——この場合は、種目より先に、評価をしてくれるところを選ぶほうが近道です。ピラティスでもパーソナルでも、最初に姿勢・動作を見てもらえるかどうかで確認してください。
費用を抑えて長く続けたいという場合は、グループレッスンのあるピラティスや、月会費のかからない回数券制のジムなど、料金の仕組みで選ぶ考え方もあります。
併用するときの考え方
両方に通われている方もいらっしゃいます。併用そのものに問題はありません。ただし、順番をつけないまま両方を詰め込むと、体を休める日がなくなります。
組み合わせるときの目安は2つです。1つは週あたりの合計で考えることです。どちらも運動ですので、合計の量として無理がないかを見ます。もう1つは目的の優先順位を決めておくことです。「今の3か月は筋力を上げる時期、そのあとは動きのコントロールに時間をかける時期」のように、力を入れる先を分けると迷いません。
どちらの指導者にも、もう一方に通っていることをお伝えいただくと、内容が重ならないように調整できます。隠す必要はまったくありません。
どちらを選ぶときも確かめておきたい3つのこと
ピラティスかパーソナルかという分け方より、実はこちらのほうが結果に効きます。
1つ目は、指導者が何を学んできたかです。日本ではピラティスの指導者にもパーソナルトレーナーにも、国家資格はありません。どちらも民間団体の認定です。ですので資格名の有無ではなく、どの団体が何を確かめた認定なのか、更新の仕組みがあるのかを見ます。この見方はパーソナルトレーナーの資格の見方で詳しくご説明しています。
2つ目は、最初に評価があるかです。ご自身の体のどこが動きにくいのかを確認せずに始めると、合わない種目を続けることになりかねません。
3つ目は、目的を共有できるかです。体験や初回のときに、ご自身の目的を聞いてもらえたか、それに対して進め方の説明があったかを見てください。
TRADの場合
TRADはパーソナルトレーニングジムで、ピラティスのスタジオではありません。ピラティスの資格を掲げてご案内することはしていません。
いっぽうで、呼吸や体幹の使い方を整える段階は、TRADでも必ず通ります。担当トレーナーの中森は、JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)とEBFAベアフットトレーニングスペシャリストの資格を持ち、姿勢・動作の評価を入口にして、整える段階から負荷を上げる段階までを1本の流れとして組み立てます。
「整えるところだけを長く続けたい」というご希望であれば、ピラティスのほうが合っている場合もあります。そうしたときは、正直にそうお伝えします。逆に「整えたうえで、力そのものを戻したい」という段階であれば、TRADの形が役に立ちます。
なお、TRADが行うのは運動指導・コンディショニングです。痛みの原因を特定したり、症状を治したりすることはできません。強い痛みが続く場合は医療機関にご相談ください。整体・整骨院との違いについては整体とパーソナルジムの違いで整理しています。
東海市・大府市・知多市で迷われている方へ
東海市の周辺にも、ピラティスのスタジオとパーソナルトレーニングジムの両方があります。どちらも見学や体験ができる場合が多いので、説明の内容と、最初に体を見てもらえるかどうかを比べてみてください。
TRADは太田川駅東口から徒歩4分、完全予約制の完全個室です。お車の方には建物北側「5番」の駐車スペースをご用意しています。姿勢評価つきの体験は90分で、その場でのご契約はお願いしていません。他と比べていただいて構いませんので、判断の材料としてお使いください。
よくある質問
Q. ピラティスとパーソナルトレーニング、どちらが姿勢に効きますか。
どちらが効くと言い切れる比べ方にはなりません。ピラティスは決まった動きの体系、パーソナルトレーニングは目的から内容を組み立てる進め方で、枠の大きさが違うためです。姿勢に関して言えば、大切なのは種類より「最初にご自身の姿勢と動作を確認してもらえるか」です。そのうえで必要な順番に取り組めているかどうかで結果が変わります。
Q. マシンピラティスとマットピラティスの違いは何ですか。
使う道具の違いです。マットピラティスは床の上で自分の体重を使って行います。マシンピラティスはリフォーマーなどの専用機器を使い、組み込まれたバネが動きを助ける方向にも抵抗として働く方向にも使えます。機器があることで動きを補助できるため、可動域を確認しながら進めやすい一方、通える場所は限られます。どちらが良いというより、環境と目的で選ぶものだとお考えください。
Q. 両方に通ってもいいですか。
構いません。組み合わせるときの目安は2つです。1つは週あたりの合計の運動量で見ること、もう1つは目的の優先順位を決めておくことです。同じ週に両方を詰め込むと休める日がなくなりますので、どちらに力を入れる時期なのかを決めて組むほうが続きます。どちらの指導者にも、もう一方に通っていることをお伝えいただくと内容の重複を調整できます。
Q. ピラティスの指導者に国家資格はありますか。
ありません。日本では、ピラティスの指導者にもパーソナルトレーナーにも、業務を行うために法律で義務づけられた資格はありません。いずれも民間団体の認定です。ですので資格名があるかどうかではなく、どの団体が何を確かめた認定なのか、更新の仕組みがあるのか、実際に保有しているかを確認できるのか、という見方をしていただくのが確実です。
Q. TRADではピラティスを受けられますか。
TRADはピラティスのスタジオではありませんので、ピラティスとしてご案内することはしていません。ただし呼吸や体幹の使い方を整える段階は必ず通りますので、そこで扱う内容が重なることはあります。「整える動きを長く続けたい」というご希望であれば、ピラティスのスタジオのほうが合っている場合もあります。体験のときにご希望をうかがったうえで、正直にお伝えします。
姿勢評価つきの体験を受付中|東海市のパーソナルトレーニングジムTRAD
どちらを選ぶかで迷われているなら、先に今の体の状態を確かめてしまうのが早道です。TRADは、鍛える前に姿勢・動作を評価してから進める完全個室のパーソナルジムです。月会費なしの回数券制ですので、忙しい月があっても無駄になりません。太田川駅から徒歩4分、駐車場もございます。姿勢評価つきの体験トレーニングは90分・2,750円(税込)です。
その場でのご契約はお願いしていません。内容を見たうえで、じっくりご検討ください。ご予約は公式LINE、または予約サイト(空き状況を見る)から承っています。

