「トレーニング中に痛みが出たら、我慢して続けるものなのでしょうか」。パーソナルトレーニングが初めての方から、よくいただくご質問です。先に結論をお伝えします。痛みが出たら、その種目はその場でやめます。そして我慢していただく必要は一切ありません。ただし、すべての不快感を止めるわけでもありません。TRADは「続けてよい感覚」と「止めるべき痛み」を3つに分けて判断しています。この記事では、東海市・太田川駅から徒歩4分のTRADパーソナルコンディショニングジムが、その場で実際にしていることをご説明します。
要点まとめ
・我慢して続けることはありません。痛みが出たら、その種目はその場で中止します
・ただしすべての不快感を止めるわけではありません。筋肉のじんわりした張りや伸びる感覚は、続けてよい範囲です
・TRADは感覚を3つに分けています。①筋肉の張り・伸び感=続ける ②鋭い痛み・関節の奥の痛み=止める ③しびれ・ピリピリ=止めて、続くなら受診
・止めたあとは、いきなり別の種目に移らず、可動域・重さ・姿勢のどれを変えると痛くないかを確かめます
・痛みの出方が分かると、その情報自体が評価の材料になります。無駄になりません
・TRADは診断を行いません。原因の特定や症状の改善を約束することはできませんので、必要な場合は医療機関をご案内します
・言いにくさをなくすため、セッション中はこちらから繰り返し確認します。「気を使って黙っていた」が一番避けたいことです
まず、我慢する必要はありません
最初にここをはっきりお伝えしておきたいと思います。痛いのに続けていただく理由は、何一つありません。
「せっかく来たのに申し訳ない」「トレーナーに悪い気がする」と思って黙っていらっしゃる方が、実際にいます。ですが、痛みを押して続けた1セットから得られるものはありませんし、翌日以降に響けば、かえって運動から離れる原因になります。
TRADは完全個室のマンツーマンですので、他のお客様に聞かれる心配もありません。「あ、ちょっと痛いです」のひと言で構いません。説明していただく必要はなく、それ以上はこちらからうかがいます。
続けてよい感覚と、止めるべき痛みの分け方
いっぽうで、運動中の感覚すべてを止めてしまうと、何も進まなくなります。筋肉を使えば、多少はきつくなるものです。そこでTRADでは、感覚を3つに分けています。
①筋肉がじんわり張る、伸ばされる感じ、だんだんきつくなる——これは続けてよい範囲です。お尻や太もも、お腹などの「使っている部位」に出ます。じわじわ強くなり、やめると数十秒で引いていくのが特徴です。狙った部位に出ていれば、むしろ効いている合図です。
②鋭い痛み、刺すような痛み、関節の奥や関節の線に沿った痛み——これは止めます。「ズキッ」「ピキッ」と来るもの、動かした瞬間だけ出るもの、筋肉ではなく関節の中から来る感じのものです。これは続けて慣れるものではありません。
③ピリピリする、しびれる、電気が走る、感覚が鈍い——これも止めます。そして数日たっても続くようであれば、医療機関にご相談いただくようお伝えします。筋肉や関節とは別の話になりますので、運動で様子を見る対象ではないと考えています。
この3つの分け方は、ご自宅での運動でもそのまま使えます。覚えておいていただくと役に立ちます。
止めたあと、その場で何をするか
痛みが出た種目を止めたあと、すぐ別の種目に移ることはしません。何を変えると痛くないのかを、その場で確かめます。順番は決まっています。
1つ目は、動かす範囲を狭めます。たとえばスクワットで膝が痛むなら、しゃがむ深さを浅くします。それで痛みが消えるなら、問題は動作そのものではなく、ある角度から先にあると分かります。
2つ目は、重さや負荷を下げます。自分の体重だけにする、チューブに替える、片脚から両脚に替えるなどです。これで消えるなら、負荷の進め方が早すぎたという判断ができます。
3つ目は、姿勢と支える条件を変えます。立って行っていたものを座って行う、壁や台に手をつく、仰向けで行う、といった変更です。支える場所が増えるだけで痛みが出なくなることは、よくあります。
4つ目は、別の種目に替えます。ここまでで痛みが残る場合は、同じ目的を別の動きで狙います。狙っている部位は変えずに、関節の使い方を変えるという考え方です。
この手順には理由があります。いきなり「じゃあ別のをやりましょう」にしてしまうと、なぜ痛かったのかが分からないまま終わってしまいます。条件を1つずつ変えると、その日の記録として残る情報になります。
痛みの出方は、評価の材料になります
痛みが出たセッションを「失敗した日」と感じる必要はありません。どの動きのどの角度で、どのくらいの重さで出たのかは、外から姿勢を見るだけでは分からない情報です。
TRADは姿勢・動作の評価から始めるジムですが、評価は初回で終わりではありません。痛みが出た動作が見つかったときは、その場で評価に戻ります。隣の関節が動いていないせいでそこに負担が集まっていないか、支える力が足りていないか、順番が逆になっていないか——そうした確認をします。
結果として、その日のメニューは予定と変わります。それは問題ありません。予定どおりやり切ることより、痛みの出ない範囲を広げていくほうが先です。
翌日以降の痛みはどう考えるか
セッション中は何もなかったのに、翌日や翌々日に痛みが出ることがあります。これは2つに分けて考えます。
1つは、運動のあと1〜2日して出てくる筋肉の痛みです。慣れない動きをしたときや、久しぶりに体を動かしたときに出やすく、押すと痛い・動かし始めがつらいという形で出ます。これは想定の範囲内です。詳しくは筋肉痛と超回復のしくみでご説明しています。
もう1つは、それとは違う痛みです。関節の中から来る感じ、しびれ、腫れ、熱っぽさ、じっとしていても痛む、夜中に痛みで目が覚める——こうした場合は、筋肉痛とは分けて考えます。
見分け方として役に立つのは、「使った部位に出ているか」と「日ごとに軽くなっているか」の2点です。狙った部位に出て、日ごとに軽くなっていくなら筋肉痛の範囲です。逆に使っていない部位に出ている、または日ごとに強くなっている場合はご連絡ください。次回のメニューを組み替えますし、受診をおすすめすることもあります。
医療機関にご相談いただく目安
TRADが行うのは運動指導・コンディショニングです。痛みの原因を特定したり、診断したり、症状を治したりすることはできません。ここは越えないようにしています。
そのうえで、次のような場合は医療機関にご相談いただくようお伝えしています。
・しびれや感覚の鈍さが数日続いているとき
・じっとしていても痛む、夜間に痛みで目が覚めるとき
・腫れや熱っぽさ、見た目の変化があるとき
・関節が引っかかる、動かなくなる、力が入らないとき
・ひねった・落とした・ぶつけたなど、はっきりしたきっかけがあるとき
・日ごとに強くなっているとき
こうした場合に「運動で様子を見ましょう」とは申し上げません。先に医療機関で確認していただいたうえで、再開できる範囲を一緒に決めるほうが、結果として早く進みます。すでに通院されている場合は、医師から運動の制限が出ているかをうかがいます。運動を始める前の確認については運動を始める前に医師に相談したほうがいい場合でも整理しています。
「言いにくい」をなくすためにしていること
いちばん避けたいのは、気を使って黙っていらっしゃることです。ですので、お客様から申し出ていただくのを待つのではなく、こちらから確認するようにしています。
種目を始める前に、どこに出るはずかをお伝えします。「ここに張りが出れば合っています」と先に言っておけば、違う場所に出たときにお客様が気づけます。
セット中と終わりに声をかけます。「どこに感じますか」と部位をうかがう形にしています。「痛いですか」と聞くと、気を使って「大丈夫です」になりやすいためです。
記録に残します。TRADはお客様ごとに記録をつけていますので、痛みが出た種目・角度・そのときの対応を残し、次回はそこから始めます。同じことを毎回説明していただく必要はありません。記録の考え方については運動を続けるための記録のつけ方もご覧ください。
そして、やめることを提案します。残りのセットを飛ばす、その日の予定を変える、強度を落として終える。こうした判断をこちらから出します。お客様が言い出しにくいことを、こちらが先に言うのが仕事だと考えています。
東海市・大府市・知多市から通われている方の実際
TRADには、腰痛や肩こり、膝の違和感を抱えたまま始められる方が多くいらっしゃいます。「痛いところがあるのにジムに行っていいのか」と迷われていた方も少なくありません。
実際のところ、痛みが出る動作が1つか2つあっても、できる運動は数多くあります。避けるべき動きが分かっていれば、そこを外して組み立てられるからです。むしろ厄介なのは、どの動きで痛むのかが本人にも分かっていない状態です。その場合は、確かめることそのものが最初の作業になります。
体験トレーニングは90分で、前半のカウンセリングと評価にしっかり時間を取ります。痛みのある動作は無理に再現しません。どこまで動かせるかを確認しながら進めますので、その点はご安心ください。
よくある質問
Q. トレーニング中に痛みが出たら、我慢して続けたほうがいいですか。
我慢していただく必要はありません。TRADでは痛みが出た種目はその場で中止します。ただし、筋肉がじんわり張る感じや伸ばされる感覚は、続けてよい範囲です。止めるのは、鋭い痛み・刺すような痛み・関節の奥から来る痛み、そしてしびれやピリピリする感覚です。この3つの分け方で判断していますので、「痛い」と感じたらその時点でお伝えいただければ、こちらで分けて考えます。説明していただく必要はありません。
Q. 筋肉痛と、よくない痛みはどう見分けますか。
見分け方として役に立つのは2点です。1つは「使った部位に出ているか」、もう1つは「日ごとに軽くなっているか」です。狙った部位に出て、日ごとに軽くなっていくなら筋肉痛の範囲と考えられます。いっぽう、使っていない部位に出ている、日ごとに強くなっている、関節の中から来る感じがする、しびれや腫れがある、じっとしていても痛む——こうした場合は分けて考える必要があります。判断に迷ったらご連絡ください。
Q. 痛みで種目を止めたら、その日のトレーニングは無駄になりますか。
無駄にはなりません。痛みが出たあとは、動かす範囲を狭める、負荷を下げる、支える条件を変える、という順番で何を変えると痛くないのかを確かめます。どの動きのどの角度で出たのかは、姿勢を外から見るだけでは分からない情報ですので、それ自体が評価の材料になります。その日の予定は変わりますが、痛みの出ない範囲を広げていくほうが先だと考えています。
Q. 痛いところがあるのですが、体験を受けても大丈夫でしょうか。
ご相談いただけます。体験は90分で、前半のカウンセリングと姿勢・動作の評価に時間を取りますので、痛みの出方をうかがいながら進めます。痛みのある動作を無理に再現することはしません。ただし、強い痛みが続いている場合、原因が分かっていない場合、ひねったりぶつけたりといったはっきりしたきっかけがある場合は、先に医療機関で確認していただくようお願いすることがあります。TRADは診断を行いませんので、そこは正直にお伝えします。
Q. 痛みのことを伝えると、トレーニングを断られませんか。
お断りするためにうかがっているわけではありません。避けるべき動きが分かっていれば、そこを外して組み立てられますので、痛む動作が1つか2つあっても、できる運動は数多くあります。むしろ分からないまま進めるほうが困ります。ただし医師の判断が必要だと考えられる場合は、先にかかりつけの先生に確認していただくようお願いします。確認が取れてから、できる範囲で再開する形にしています。
姿勢評価つきの体験を受付中|東海市のパーソナルトレーニングジムTRAD
痛いところがあるからジムは無理だろう、と思って迷われている方へ。TRADは完全個室のマンツーマンですので、気になることをその場で言っていただける環境です。姿勢・動作を評価してから、痛みの出ない範囲で組み立てます。太田川駅から徒歩4分、駐車場もございます。姿勢評価つきの体験トレーニングは90分・2,750円(税込)です。
その場でのご契約はお願いしていません。内容を見たうえで、じっくりご検討ください。ご予約は公式LINE、または予約サイト(空き状況を見る)から承っています。

